心を惹きつけ、体を癒す「うり」|いろいろな売りがあるうり

太宰治・織田作之助らとともに「無頼派」と呼ばれ、『普賢』で第4回芥川賞を受賞した小説家・石川淳の初期作品に「瓜喰ひの僧正」という小佳品があります。「瓜喰ひの僧正」は南フランスの修道院を舞台にした短編で、うりの味わいに取り憑かれた僧正が、聖職者として世俗を超越した高貴な立場と、「うりを食べたい」という卑俗な人間の欲望との間で板ばさみになるという心のたゆたいを描き出した作品でした。甘く冷ややかなうりの味は、まるで魔物のように人の心を惹きつける・・・・これは別に小説の中だけの話ではありませんが。南フランスで「うり」というのも何だか変な感じがしますが、むべなるかな、ウリ科の植物のうちアジアの品種群が「うり」、ヨーロッパ系の品種群が「メロン」で、生物種としては同一のものを指しているのです。石川淳の「瓜喰ひの僧正」の中では、「レタス」を「萵苣(ちしゃ)」、「アーモンド」を「巴旦杏(はたんきょう)」と呼んでいましたから、「瓜喰ひの僧正」でいう「うり」は、アジア系よりも甘みや香りに勝るヨーロッパ系の「うり」を指しているのかも知れません。ともあれ、芳醇なうりに心を揺らす僧正の姿に触れた読者は、自分自身もうりを食べないではいられない気分にさせられます。アジア系のうりは、ヨーロッパ系のメロンに比べて甘みに欠ける部分はありますが、ウリ科の植物に共通の特色として、概して水分やミネラル、食物繊維の含有量が多く、体内の塩分を排出させるカリウムが特に多く含まれているという点が挙げられます。この、ナトリウムの体外排出によって、高血圧や腎臓病の予防や、体温調節にも力を発揮しますし、排泄機能の促進作用を期待して、尿道結石の破砕片を排出させる食品としてうりを摂取するよう医者から指示が出る場合もあります。

窓際にうり

うりというと何うりを連想しますでしょうか。一番に思い浮かべるのはキュウリです。うり科の植物は色々ありますし、食用となるものも多数あるのです。あまり得意ではありませんが、にがうりというのもありますね。因みににがうりと沖縄地方のゴーヤーは同じものです。このにがうりは栄養価も高いと言われています。

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苦うりのレシピいろいろ

苦うりは食卓に上るようになってまだ歴史は浅いですが、美味しさが分かってくるにつれ、いろいろなメニューに登場するようになってきました。苦うりというと最初は苦味がひたすら強く感じられていましたが、味になじんでくるにつれ、単に苦いだけでなく、とても風味のある野菜だと分かってきました。また栄養も豊富で体に優しい食材でもあるので用いやすさの点でも重宝しています。私のとくに好きな苦うりメニューを幾つか紹介しようと思います。意外に思われるかもしれませんが、カレーに入れると美味しいです。ジャガイモ等他の定番お野菜とも良く合います。あの苦味とスパイスのバランスがとても好きですね。

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苦うりのチャンプルーのこだわりいろいろ

苦うりのチャンプルーが好きでよく作ります。作り方は最初の頃は普通の炒め物に苦うりとお豆腐が多めに入っているという感じだったのですが、自分なりに研究や工夫も進んできています。苦うりの生産地に住む友人から作り方をレクチャーしてもらったことがあります。驚いたのは、お肉は豚ではなくランチョンミートの缶詰を使うのですね。これはどこの生産地でもそうなのでしょうか。確認していないので何とも言えませんが。また、まだランチョンミート入り苦うりのチャンプルーは食べたことがありません。

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まくわうりの思い出

うりはきゅうりほどにはポピュラーではありません。それにこの頃ではにがうりとも呼ばれるゴーヤが春先からスーパーに並んでいるのに、うりは見あたりません。うりはあまり人気がないのでしょうか。とても残念です。うりは西アジアから北アフリカにかけてが原産地とされていますが、日本には縄文時代に伝えられ、栽培されてきました。貝塚からもその種が発見されているほど、日本人の生活には古くからなじみがあった野菜です。

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ハヤトうりが好きです

「うり」って様々な種類がありますよね。どれも美味しいものばかりです。みなさんは何うりが好きですか。私はどれも好きですが、1番好きなのは「ハヤトうり」です。(たわわになる様子から「千成うり」とも呼ばれていますね。)この「ハヤトうり」に含まれるアクはとても強く、料理しようとハヤトうりの皮を剥くだけで、手の指の皮がポロポロと剥けてしまう為、ちょっと調理する時に扱いにくいものがあるのですけれど、お店で売られているのを見つけると食べたくなって、ついつい買ってきてしまいます。ハヤトうりの見た目は硬い洋ナシのような形をしています。

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